命を捨てる。
引っ越し理由に高齢犬置き去り 飼い主から謝罪文、持病薬 「捨て場でない」憤慨 東京ドイツ村で保護
以前目にとまったこの記事。
ホントに許せなくてね。
どんな理由があるにせよ、最後まで面倒みれないなら最初から飼うなよ!と思います。
私はこれまで犬を2匹飼ってきて、2匹ともちゃんと最後までお世話しましたよ。
特に2番目に飼った犬は、17年一緒に過ごしてきて、私の人生の半分は一緒でしたから、それだけ情も深かったです。
最後は、目も見えなくなって、耳も聞こえなくなって、歩くのもままならなくなって、ご飯も自分では食べられなくなってさ。
それでも、かけがえのない家族。最後までちゃんと面倒みました。
私にとっては本当にかけがえのない存在であったので、亡くなった後しばらくはいわゆるペットロスに陥るほどでした。
この飼い主は、置き去りにした後、事情を綴った手紙とこの犬の持病のお薬を送ってきたようです。
そういうことを考えると、やむにやまれずだったのだろうと想像できます。
でも、そんなのこの犬には関係ないですからね。
12歳ということだから、多分12年間一緒に暮らしてきたんでしょ?
立派に家族の一員ですよ。
引越し先で飼えないというのが理由だとしても、一緒に暮らせる方法を何が何でも探すべきじゃないですか?
それがどうしても無理だったのなら、第2の人生をちゃんと幸せに暮らせるように、新しい飼い主を本気で探すくらいのことするべきじゃないですか?
そこまでするのが、一度この犬の生涯を背負うと決めた者の果たすべき責任だと思います。
動物は言葉が話せません。
でも、ちゃんと感情があります。
ずっと一緒にいた家族が、突然いなくなる・・・それを、犬だから何とも思わないとでも思っているのでしょうか?
犬だってきっと傷ついていますよ。
人間の身勝手な行動により振り回されるペットたちが本当に不憫でなりません。
日本はもっと、ペットを飼うことについて厳しい条件を付けるべきだと思いますね。
そのための法整備を一刻も早く整えて欲しいと思います。
ペットは人間のおもちゃじゃないんです。
尊いひとつの命です。
辛い目にあうペットたちがいなくなることを願っています。