雲の向こうは、いつも青空。

思ったことをありのままに書いてます。

ロベピロス。

 

1789のお稽古も順調に進んでいるようで、公式TwitterInstagramでは、お稽古場の様子が伝えられてますが・・・嬉しいはずの公式SNSがまさかこんなに楽しいと思わなくて観るのがツラいと感じるなんてね・・・。

それは「そこにゆんロベピがいない」から~。

もうこれは本当に個人的な勝手な感情によるものだからさー。

今の1789に関わるみなさんや好きで楽しみにしている人にはホント申し訳ないのだけど。

うん、でもやっぱりいまだ続くゆんロベピ喪失の悲しみが~大きいのよ~はぁ~(>_<)

もう一度、あのゆんのロベスピエール観たかったよ~(>_<)

 

2年前の初演の時、私は帝劇で1回、梅芸で1回の計2回観た。

あの時はまだ大ちゃんを追ってたから、初めて帝劇の舞台にゆんと並んで立つ大ちゃんに感激しきりで全く冷静に観れてなかったのだけど、2回目大阪で観た時に、ゆんのロベスピエールに完全に魅せられてしまったの。

とにかくすごいっと思ったの!

まず容姿はいわずもがなw

これは制作発表やキャストコメント等で出た時から、一人ずば抜けて美人でカッコよくて金髪ロン毛が似合いすぎて衝撃的すぎたけどw、生で観てもそれが期待を裏切ることなく美しくカッコよすぎた!

そしてダンス!

ダンスはゆんの得意分野でもあるけど、1789ではとにかくダンスが激しいし多い!

ゆんのダンサーとしての能力がいかんなく発揮されてて本当に華麗だった!

裾の長いロングジャケットを着ていて、ターンする時にそのジャケットの裾が広がったりすることがあるのだけど、ゆんの場合はそのジャケットの裾までもがダンスの一部として舞ってるんだよね~。本当に綺麗にふわぁって翻るの。それは周りと見比べるとその違いがわかる。

特にカッコよかったのは、2幕の最初は革命家たちのダンスで始まるけど、それが確か・・・ゆんをフォーメーションの頂点にして後ろに民衆を従えて踊るの。その姿がもうハンパなくカッコいい!それがまたダンスがキレッキレだからなおさらカッコいい!

それからのゆんロベピのソロ「誰のために踊らされているのか」だったと思うけど、曲自体もロック調でカッコいいけど、ゆんの歌がまたカッコいいんだわ・・・!(CD鬼リピしたわw)

そして何より演技!

ゆんのロベスピエールに魅せられたのは、やっぱりその演技によるところが大きいと思う。

ロベスピエールという人は実在した人物で、フランス革命を主導した一人であり、のちに理想を追い求めるあまり道を誤り恐怖政治を行うようになり最後は自身も処刑されてしまうという人物。「独裁者」「史上初のテロリスト(恐怖政治家)」とも言われている人。

ゆんが演じたのはそうなる前の、ただ民衆の暮らしをよくしたいと奔走する若き政治家時代のロベスピエール

1789ではフランス革命を先導する中心者として描かれているけど、そのカリスマ性みたいなものをゆんの演技からすごく感じたし、のちに恐怖政治を行うだろう片鱗がチラチラと見えた。とても冷静に周りを見ているし、自分の描く理想が民衆を絶対救うと信じて疑ってない。その理想を実現するためには多少の犠牲も仕方がないって思ってる。ネタバレしますが、最後、主人公のロナンが亡くなる場面で、大ちゃん演じるデムーランや上原理生くん演じるダントンら革命家の悲しむ姿に比べて、悲しみはするものの、その後ゆんロベピはすぐに前を向いて「シトワイヤン!」って民衆に語りかけるんだわ。その姿が、バスティーユが墜ち自分が理想とする新たな社会が幕を開けることにやや歓喜してるようにも見えたり。ロベスピエールにとってはロナンの死は、悲しいけど理想の社会を実現するためには仕方のないことだったと割り切ってる感じ?そういうロベスピエールの冷徹な部分みたいなものというか、そういうものを見て取れたというか・・・。ゆんの演技ってそういう表面に出してない部分まで感じさせるような演技だなと思うから、そこを感じ取れた時にどんどん彼の演技に惹きこまれて目が離せなくなっていく気がしました。

つまりはとてもハマり役だったと思います。

そーなんだよー!めっちゃハマり役だったんだよー!

評判も良かったし、この役を観て古川雄大に堕ちた人もかなりいるはず(事実ここにw)

だから、再演発表あって、キャスト発表が遅れても、ゆんがロベスピエールから外れるはずないと信じて疑ってもいなかったし!

 

だけど、実際はM!でヴォルフガング役やる代わり、1789のロベスピエールから外れるというなんとも複雑な展開で・・・。

もう私らファンは、M!はいつかまわってきたらいいなーとは思ってたからまさかの抜擢で遂に帝劇0番に立つんだ!って大喜びするも、間違いなく観られると思っていたロベスピエールが、ハマり役だったロベスピエールが、もう観られないという悲しみがこれまた深くて、M!主演嬉しい!でもロベピ観られない…の永遠ループですわよ(T_T)

岡ペイロール様に踏まれるゆんロベピも観られないんだぞ!(そこかいw)

 

あーなんで時期をずらしてくれなかったんだー。

時期がずれてたらどっちも出演できたじゃないかー。

東宝さんのばかー(>_<)!って思いたくもなりました。正直。

(ごめんなさい東宝さん。感謝もしてます。)

とは言っても、M!は帝劇で主演。

帝劇の0番に立てる俳優は本当に限られるしとても名誉なことだと思います。

そこに立つ推しの姿を見られることはファンとしてもとても嬉しいことだし、とても楽しみにしています!

でも、やっぱりゆんの演じるロベスピエールをもう一度観たかった!というのが本音です。もうこれは消えることのない思いです・・・

これで出るんじゃないかとチラホラ噂のあるDVDなんて出された日にゃもう・・・

何と言ったらいいかわからない感情がぐるぐるとなるよねぇ(T_T)

ライブ盤CDが出てるだけいいのかもしれないけど、1789はダンスも売りだったから余計にさぁ…初演も映像で残してほしかった…よ…あの華麗に舞うゆんロベピをさ…

 

こんなこと吐いてしまってホントにごめんなさいm(_ _)m

新ロベピの三浦くんがダメとかいうことでは決してない。

彼は彼のロベスピエールを素晴らしく演じると思うし。

ただ、ゆんのロベスピエールが本当にハマり役で素晴らしくて好きだったから忘れられないだけなんです…

ああ、もう一度古川雄大が演じるロベスピエールが観たかったーーーーー!!!!!

 

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『1789 -バスティーユの恋人たち-』コメント映像/古川雄大

 

 


『1789 -バスティーユの恋人たち-』5月15日 昼の部 カーテンコール

 


『1789 -バスティーユの恋人たち-』プロモーション舞台映像